沖縄考古学会公式ホームページ

沖縄考古学会の公式ホームページです。沖縄で考古学研究を行う団体です。

TEL.(098)895-8276・8270
沖縄県 西原町 字千原1番地
琉球大学法文学部考古学研究室

ニュース

博物館文化講座「北海道有珠モシリ縄文人の生と死」開催のお知らせ

おきみゅー(沖縄県立博物館・美術館)では、下記のとおり博物館文化講座「北海道有珠モシリ縄文人の生と死」を開催します。ぜひご参加ください!

北海道有珠モシリ縄文人の生と死

北海道の南西部にある有珠(うす)​​​​​​モシリ遺跡は約2000年前の「南海産イモガイ製腕輪」が出土したことで知られ、遠く離れた九州・沖縄にも関わりのある遺跡です。この遺跡からは縄文時代の終わりから続縄文前半期(本州の弥生時代)までの貝塚と人骨を含む墓址(ぼし)が多数見つかっています。中でも2020年に発見した「多数合葬墓」からは非常に状態の良い人骨が11体分出土し、頭骨をきれいに配列させた特異な墓址でした。
私たち考古学・人類学を研究する者は、骨や土器の一つ一つを丁寧に掘り、正確に記録に残すことで数千年前の人々が行った埋葬の方法を明らかにします。そこから、当時の人々の思考や風習、社会の有り様にまで迫りたいと考えています。今回の講演では、北の縄文人たちの生活と、死に関わる習俗についての最新の研究成果を紹介します。

■講師
青野 友哉 氏(東北芸術工科大学芸術学部歴史遺産学科 准教授)

■日程
2022年5月21日(土)14:00~16:00

■場所
沖縄県立博物館・美術館 3F講堂(140席)

申込期間:4/21(木)~ 5/21(土)
WEB受付フォーム・電話・来館(総合案内)にて受付

■関連リンク
こちらをご参照ください。

 

沖縄考古学会4月定例会のお知らせ

2021年度4月の定例研究会を下記の内容で行います。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2022(令和4)年4月15日(金)午後7:00~
場所:沖縄県立埋蔵文化財センター 研修室
タイトル「琉球列島における穿孔・補修孔土器の研究」
発表者:屋比久 大翔(沖縄県立埋蔵文化財センター)
参加費:100円(資料代として)

〇 開催にあたっては、「新型コロナウイルス感染症にかかる沖縄県主催イベント等実施ガイドライン」に基づき、以下の対策を講じます。当日は体調不良な方、過去14日以内に感染拡大地域に訪問歴がある方は、参加をご遠慮ください。

・入場時の消毒と体温測定 ・座席の間隔確保 ・換気と消毒の徹底

・マイクによる接触感染等を防ぐため質疑応答は実施しない

・感染者発生時に備えた名簿作成の協力依頼(氏名・連絡先)

 

お問合せ先
沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
沖縄県立埋蔵文化財センター内
担当 亀島慎吾 具志堅清大 吉田健太
電 話:098-835-8752
Email:gshkense@pref.okinawa.lg.jp (具志堅)

沖縄考古学会HP:http://nanto-ko-ko.org

沖縄考古学会3月定例会のお知らせ

2021年度3月の定例研究会を下記の内容で行います。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2022(令和4)年3月18日(金)午後7:00~
場所:沖縄県立埋蔵文化財センター 研修室
 ※埋蔵文化財センターでは開催しません。
タイトル「高麗陶器の研究現況と九州出土資料の特徴」
発表者:主税 英德(琉球大学)
参加費:100円(資料代として)

〇 開催にあたっては、「新型コロナウイルス感染症にかかる沖縄県主催イベント等実施ガイドライン」に基づき、以下の対策を講じます。当日は体調不良な方、過去14日以内に感染拡大地域に訪問歴がある方は、参加をご遠慮ください。

・入場時の消毒と体温測定 ・座席の間隔確保 ・換気と消毒の徹底

・マイクによる接触感染等を防ぐため質疑応答は実施しない

・感染者発生時に備えた名簿作成の協力依頼(氏名・連絡先)

 

〇 今月は役員会を開催しません。

お問合せ先
沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
沖縄県立埋蔵文化財センター内
担当 亀島慎吾 具志堅清大 吉田健太
電 話:098-835-8752
Email:gshkense@pref.okinawa.lg.jp (具志堅)

沖縄考古学会HP:http://nanto-ko-ko.org

第8回鹿児島県考古学会・沖縄考古学会合同学会資料集(申し込み)

 2022年2月13日に開催いたしました合同学会の資料集の購入について。
(希望冊数が所定の数に達成したため、印刷を下記のとおり予定しております。)
 ご自身で事務局へ受取可能な方は、下記申し込みフォームにその旨チェックしてください。郵送を希望される方は、送料が加算されますので、御了承ください。お支払方法は、資料集到着後のお支払いを予定しております。
 資料集送付する際に、請求書を同封しますので、郵便局または銀行にてお振込みいただく予定です。

 お申し込み期限:2022年3月18日(金)
 発送(受け取り)予定期日:2022年3月22日~25日頃(発送の場合は若干遅れる場合がございます)

価格:1,500円
送料:370円(※1~2冊、多数の場合は送料が若干かわる場合があります。左記の金額はレターパックになります。)

申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe5negDVbSLhYwnFoR8z3g5nQ4-lWEJ7-h-IobElzIl9Ua58Q/viewform?usp=sf_link

沖縄考古学会・琉球沖縄歴史学会合同地域講座「宜野湾市の歴史の道~西普天間で発見された印部石とその歴史的意義~」のYouTube配信について

琉球沖縄歴史学会公式チャンネル(YouTube)にて、沖縄考古学会・琉球沖縄歴史学会合同地域講座「宜野湾市の歴史の道~西普天間で発見された印部石とその歴史的意義~」が公開されました。

ぜひご覧ください。

※「宜野湾市西普天間住宅地区発見の歴史の道の保存と活用についての要請」については、遺跡保存部会のページをご覧ください。

コロナ感染拡大に伴う合同学会の対応について【重要】

2022年2月13日(日)に予定しておりました、第8回鹿児島県考古学会・沖縄考古学会合同学会の「沖縄会場【沖縄県立博物館・美術館〔博物館講座室〕】はコロナ感染拡大に伴い対面での開催を中止とする判断をいたしました。
つきましては沖縄考古学会会員の皆様にはZoomでの参加をご案内申し上げます。何卒ご理解いただきますようよろしくお願いします。

日本動物考古学会主催オンライン講演会の開催について(案内)

日本動物考古学会主催オンライン講演会
「洞窟遺跡に残された動物骨とヒトの暮らし-沖縄における動物考古学研究の最前線」

趣旨 近年、琉球・奄美列島を中心とする南西諸島では多くの石灰岩洞窟で発掘が行われつつあり、様々な発見が相次いでいます。洞窟土壌は考古・人類遺物の保存状態が概して良好なことが多く、一般的な開地遺跡では残り難い人骨や動物骨が出土する事例も多いです。今回、講演者の皆さんに紹介して頂く洞窟遺跡群からも多数の様々な動物骨や貝類が出土しており、更新世までさかのぼるヒトの活動痕跡や古環境の様子が判りつつあります。本講演会ではそうした洞窟遺跡を対象とした動物考古学研究の最前線を、第一線でご活躍されている3名の講演者にご紹介して頂きます。

開催日時・方法
・2022年2日5日(土)14:00-17:00
・Zoom(Web会議)によるオンライン開催(参加費無料)

参加申込
参加するためには事前登録が必要です。希望される方は、標題を「沖縄オンライン講演会」として、①氏名と②メールアドレスを下記まで送信して下さい。後日、ご連絡いただいたアドレスへZoomの招待メールをお送りいたします。
・申込期限:2022年1月28日(土)
・申込アドレス:yamazaki-t67(あっとまーく)nich.go.jp(事業幹事・山崎様宛)
※(あっとまーく)は@に変換

プログラム
・14:00-14:15
 趣旨説明・講演者紹介 コーディネーター 小野林太郎
・14:15-15:00  
 講演1「先史時代琉球列島におけるイノシシ利用-白保竿根田原洞穴遺跡出土のイノシシ資料を中心に-」(総合研究大学院大学 青野圭)
・15:00-15:45
 講演2「洞窟出土の動物遺骸から見えた旧石器時代の環境とヒトの暮らし」(国立科学博物館 藤田祐樹)
・15:45-16:30
 講演3「旧石器時代の動物利用の北と南」(沖縄県立博物館・美術館 澤浦亮平)
・16:30-17:00
 総合討論

沖縄考古学会1月定例会のお知らせ (web配信によるオンライン例会)

2021年度1月の定例研究会を下記の内容で行います。当初、与那原町において出張定例会を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、今回はweb配信によるオンライン開催へと変更となりました。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2022(令和4)年1月21日(金)午後7:00~
場所:web配信(Zoom)によるオンライン開催
 ※埋蔵文化財センターでは開催しません。
タイトル:「運玉森とグスクヌチジ(与那覇) 発掘成果展」
発表者:宮城明恵(与那原町教育委員会)
    保久盛陽(南風原町教育委員会)
参加費:無料

〇 参加者は沖縄考古学会会員に限ります。

〇 Zoomは、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで視聴することができます。各自の責任でZoomをインストールください。

〇 参加を希望される方は、下記の希望届フォームに、前日までに氏名とMailアドレスを送信し、お申し込みください。受付後例会のURL(およびミーティングIDとパスコード)をご連絡いたします。

希望届フォーム https://forms.gle/oowgjirnkerArSbVA (HPにも掲載)

 〇 定例会終了後には役員会を開催しますので、役員の皆様は入室したままの状態でお待ちください。
お問合せ先
沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
沖縄県立埋蔵文化財センター内
担当 亀島慎吾 具志堅清大 吉田健太
電 話:098-835-8752
Email:gshkense@pref.okinawa.lg.jp (具志堅)

沖縄考古学会HP:http://nanto-ko-ko.org

第8回鹿児島県考古学会・沖縄考古学会合同学会の開催について(案内)

2021(令和3)年度
鹿児島県考古学会・沖縄考古学会合同学会の開催についてを下記のとおり開催いたします。つきましては、万障お繰り合わせの上、是非ご参加くださいますようお願いいたします。(※会員限定)

〈主催〉鹿児島県考古学会、沖縄考古学会主催
〈日時〉2022年2月13日(日)13:00~17:40

《会場・等》
沖縄県会場:沖縄県立博物館・美術館〔博物館講座室〕(定員50人)※会員限定
鹿児島県会場:鹿児島国際大学〔7号館701教室〕(定員90人)
両会場をZoomに繋いで、オンラインとWEBを用いた形式となります。
会場での参加希望の者は上記の会場およびWEBでの視聴を選択してください。完全予約制となります。
(※緊急事態宣言の発出等によって急な変更が行われる場合があります。)

《お申込みフォーム》※以下のアドレスもしくはQRコードからグーグルフォームを入力ください。
https://forms.gle/VD6RUiGnLYPcZrJv7

〈テーマ〉
考古学からみた沖縄と南九州の地域間交流

〈次第〉
13:00~13:05  開会行事
13:05~13:50  基調講演 45分
「沖縄と南九州、地域間交流の視点」池田榮史

◇研究報告・遺跡報告
13:50~17:30 報告8題(各25分)
①貝塚文化と縄文文化の地域間交流の諸段階
 「縄文文化と貝塚文化の交流の様相」島袋春美
 「貝塚文化と縄文文化の交流をめぐる論点」伊藤慎二  
②貝塚文化と弥生・古墳文化の地域間交流の諸段階
 「古墳時代並行期の土器からみる地域間交流の様相」 具志堅清大
 「古墳社会と南島社会の併行関係と相互関係」橋本達也
③グスク文化と古代・中世社会の文化交流の諸段階
「グスク時代における九州諸地域との交流の様相」瀬戸哲也
 「【仮】奄美からみた交流の様相」野﨑拓司 
④琉球王国と薩摩の文化交流の諸段階
 「近世における薩摩藩との交流の様相」新垣力
 「【仮】近世における琉球と薩摩の陶磁器交流」関明恵
17:30 – 閉会行事
 「総括」堂込秀人
※発表時間、順番は都合により変更になる場合があります。

問合せ先(連絡先)
〈沖縄県側事務局〉沖縄考古学会
事務局:沖縄国際大学総合文化学部社会文化学科・考古学研究室(宮城弘樹研究室)
電 話:098-893-9028
E-Mail:h.miyagi(あっとまーく)okiu.ac.jp

〈鹿児島県側連絡先〉鹿児島県考古学会
事務局:鹿児島大学埋蔵文化財調査センター内・鹿児島県考古学会事務局
電 話:099-285-7270
E-Mail:kakenkouko.jim(あっとまーく)gmail.com
※(あっとまーく)は@に変更ください

『九州旧石器』第25号刊行のお知らせ

『九州旧石器』第25号が刊行されました。今号では第47回九州旧石器文化研究会(宮崎大会)「九州における石製狩猟具研究の新展開」の発表予稿をはじめとする多数の論考が掲載されておりますので、ぜひご高覧くださいますようお願いします。

  • 価格:1部3,000円(2021年内に限り送料無料)
  • 連絡先:palaeolithickyushu2018@gmail.com(第47 回九州旧石器文化研究会宮崎大会事務局)
  • 目次等:www.hakatanntoropusu.com/bakkunannbapage.html#25(ページ最下部に掲載)