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琉球大学法文学部考古学研究室

11月

2015年度日本遺跡学会沖縄大会 「グスク石垣の復元整備と課題」【ご案内】

日本遺跡学会の主催事業で下記のとおり案内いたします。

周知のように、沖縄県を中心とした琉球列島南半に広く分布するグスクは、主として防御機能が石垣で構築された城です。石垣構築のグスクは、本土の石垣構築の城よりも250年以上も古く、13世紀末~14世紀初頭に構築され、発展・展開してきました。
近年、沖縄県内の史跡整備において、グスク石垣の復元整備が高い比重を占め、多くの自治体で行われています。当該地は太平洋戦争末期に住民を戦闘に巻き込 んだ地上戦が続き、構築された石垣が崩壊したグスクも多いが、丹念な発掘調査を基に、古写真や聞き取り調査等のデータをクロスチェックし、忠実な復元整備 が進められています。
このことは、2000年12月の世界遺産登録「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のイコモスの評価の一つに、「考古学的遺跡の修理や修復、復元に関する理 解、とりわけ、グスク城壁(石垣)の修復に関して、詳細な史料考証と考古学的発掘調査に基づいて、もともと残されていた部分と復元した部分とを明確に区別 できるように配慮されていることに触れ、遺跡の真実性(authenticity)は確実に保持されている」とされ、信憑性の高い復元整備が行われている という評価を得ているといえます。
今回の大会では、これまでのグスク石垣の復元整備の経過を踏まえたうえで、課題等を抽出するとともに、土木工学的視点からの提言や本土の石垣構築の城の石垣整備の動向との比較を行うことにより、グスク石垣の復元整備の特徴と今後の展望を探る場としたいと思います。

詳細はHP参照

http://iseki-g.cocolog-nifty.com/blog/2015annual.html

日 時:2015年(平成27)11月14日(土)~11月15日
14日(土)午後13時~17時30分 総会・エクスカーション
※総会は会員のみ出席可能です。
15日(日) 講演、研究発表、パネルディスカッション
会 場:沖縄県立博物館・美術館 講堂
参加料:14日のみ:500円(会員は無料)
15日のみ:500円(資料集代(希望制)、会員は無料)
主 催:日本遺跡学会
共 催:沖縄考古学会