沖縄考古学会の公式ホームページです。沖縄で考古学研究を行う団体です。

TEL.(098)895-8276・8270
沖縄県 西原町 字千原1番地
琉球大学法文学部考古学研究室

2015年

2015年度日本遺跡学会沖縄大会 「グスク石垣の復元整備と課題」【ご案内】

日本遺跡学会の主催事業で下記のとおり案内いたします。

周知のように、沖縄県を中心とした琉球列島南半に広く分布するグスクは、主として防御機能が石垣で構築された城です。石垣構築のグスクは、本土の石垣構築の城よりも250年以上も古く、13世紀末~14世紀初頭に構築され、発展・展開してきました。
近年、沖縄県内の史跡整備において、グスク石垣の復元整備が高い比重を占め、多くの自治体で行われています。当該地は太平洋戦争末期に住民を戦闘に巻き込 んだ地上戦が続き、構築された石垣が崩壊したグスクも多いが、丹念な発掘調査を基に、古写真や聞き取り調査等のデータをクロスチェックし、忠実な復元整備 が進められています。
このことは、2000年12月の世界遺産登録「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のイコモスの評価の一つに、「考古学的遺跡の修理や修復、復元に関する理 解、とりわけ、グスク城壁(石垣)の修復に関して、詳細な史料考証と考古学的発掘調査に基づいて、もともと残されていた部分と復元した部分とを明確に区別 できるように配慮されていることに触れ、遺跡の真実性(authenticity)は確実に保持されている」とされ、信憑性の高い復元整備が行われている という評価を得ているといえます。
今回の大会では、これまでのグスク石垣の復元整備の経過を踏まえたうえで、課題等を抽出するとともに、土木工学的視点からの提言や本土の石垣構築の城の石垣整備の動向との比較を行うことにより、グスク石垣の復元整備の特徴と今後の展望を探る場としたいと思います。

詳細はHP参照

http://iseki-g.cocolog-nifty.com/blog/2015annual.html

日 時:2015年(平成27)11月14日(土)~11月15日
14日(土)午後13時~17時30分 総会・エクスカーション
※総会は会員のみ出席可能です。
15日(日) 講演、研究発表、パネルディスカッション
会 場:沖縄県立博物館・美術館 講堂
参加料:14日のみ:500円(会員は無料)
15日のみ:500円(資料集代(希望制)、会員は無料)
主 催:日本遺跡学会
共 催:沖縄考古学会

2015年沖縄考古学会研究発表会のお知らせ

2015年沖縄考古学会研究発表会

「いま、宮古の考古学が面白い! -無土器期からグスク時代への移り変わり-」

日時:6月13日(土)13:00~17:30

会場:宮古島市中央公民館大ホール

 

大会プログラム

6月13日(土)

11:30~11:40 沖縄考古学会総会

13:00~17:30 研究発表会

【基調講演】「宮古の無土器期・グスク時代の課題」(下地和宏)

研究報告①「無土器文化の位置づけ」(江上幹幸)

研究報告②「ミヌズマ遺跡・友利元島遺跡の調査成果に見る無土器からグスク時代への変遷」(久貝弥嗣)

研究報告③「宮古・八重山諸島における外来遺物の出土する無土器期の遺跡

~鉄関連資料と開元通宝を中心に~」(安斎英介)

 研究報告④「宮古島における脊椎動物遺体出土様相の変遷」(菅原広史)

研究報告⑤「宮古諸島土器出現期の様相:グスク時代初期の土器資料の分類・年代観」

総合討論 (進行:山本正昭)

18:00~ 情報交換会

6月14日(日)

9:00~14:30 遺跡巡検

巡検遺跡:住屋遺跡、外間遺跡、忠導氏仲宗根家本家、仲屋金盛ミャーカ、仲宗根豊見親の墓・アトンマ墓、ツヅピスキアブ、ミヌズマ遺跡、宮古島市総合博物館

 

~お願いとご注意~

1:大会の円滑な実施のため、6月13日(土)の情報交換会、6月14日(日)の遺跡見学会に参加をご希望の方は、予め学会事務局にご連絡ください。

2:宿泊先については当会で準備致しません。各自でご準備ください。

3:宿泊先、航空券とも限られておりますので、ご参加希望の方はお早めにご予約ください。

 

沖縄考古学会事務局:098-895-8276

 

3月定例会 活動報告

2015(平成27)年3月20日(金)午後7:00から、沖縄県立埋蔵文化財センター研修室で3月定例会を開催しました。

今回と次回4月定例会は、沖縄で考古学を学ぶ大学生や大学院生の卒業・修士論文発表会で、今月は沖縄国際大学大学院地域文化研究科南島文化専攻の大学院生3名が発表しました。

上田 寿美「スペイン・バスク地方の伝統食文化-物質文化的視点から食文化の形成とその背景を辿る-」(発表資料 

平良 和輝「遺跡から出土した万年筆-南風原文化センター収蔵資料を中心に-」(発表資料

田村  薫「先史時代における石斧の用途について-読谷村内遺跡の石斧-」(発表資料 

1月定例会 活動報告

2015(平成27)年1月16日(金)午後7:00から、沖縄県立埋蔵文化財センター研修室で1月定例会を開催しました。

今回は浦添市教育委員会の宮城 明恵・安斎 英介さんの発表で「沖縄における甕型蔵骨器の分類試案-浦添出土資料を中心に-というタイトルで発表頂きました。近年資料数が増加している近世・近代の蔵骨器について、現状のデータで可能な分類が提示されました。

 

発表資料はコチラ → H27 1月定例会 レジュメ

P1165507_edited_R発表者の宮城明恵さん

P1165505_edited_R発表者の安斎英介さん