沖縄考古学会公式ホームページ

沖縄考古学会の公式ホームページです。沖縄で考古学研究を行う団体です。

TEL.(098)895-8276・8270
沖縄県 西原町 字千原1番地
琉球大学法文学部考古学研究室

ニュース

平成28年度沖縄県立博物館・美術館 博物館特別展 「港川人の時代とその後 琉球弧をめぐる人類史の起源と展開」のご案内

沖縄県立博物館・美術館では、以下の展示会を開催いたしますので、ご案内いたします。

平成28年度沖縄県立博物館・美術館 博物館特別展
「港川人の時代とその後 琉球弧をめぐる人類史の起源と展開」

【会 期】2016年11月15日(火)~2017年1月15日(日)

【開館時間】9:00~18:00(金・土は20:00まで)

【休館日】毎週月曜日 、12月29日~31日(年末休館)、1月4日(水)、1月10日(火)
      ※1月2日(月)、9日(月・祝)は開館

【会 場】沖縄県立博物館・美術館 博物館企画展示室 特別展示室1・2

【入場料】一般1,000(800)円、高校・大学生630(510)円、小学生・中学生380(310)円
      ※(  )内は前売及び20人以上の団体料金
      ※障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名は当日料金の半額
      ※本展覧会の観覧券で「博物館 常設展」もご覧になれます。

※詳しくは県博HPにて

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南島考古36号≪高宮廣衞先生追悼号≫投稿エントリー受付中です(締め切り近いです!)

『南島考古』第36号(平成29年6月頃発刊予定)の投稿エントリーを受付しています。

南島考古だより102号にて既報の通り、南島考古36号は昨年ご逝去されました本会顧問の高宮廣衞先生追悼号となります。

つきましては、会員の皆様には、ぜひ投稿にご協力頂きますようお願い致します。
投稿については、事前に学会事務局(下記)にご連絡ください。
内容の相談などお気軽にお寄せください。

※締め切りが近いですので、お早めにご連絡下さい!!


○投稿資格は本学会員であることを前提とします。
○投稿内容は、南島の考古に関する論文とします。
○分量は、基本12頁以内(1頁1,480字、写真・図・表含む)
○その他、装幀等については本機関誌に準ずる。
○投稿希望の申し込み 2016年10月14日まで(書簡、メール、電話可)。
○申込方法 論文タイトルと予定頁数、住所氏名などを事務局へご連絡ください。
○原稿の締切 2016年12月末日(原稿類は原則として返却しません)。

※送付先(申し込み、原稿送付など)
≪沖縄考古学会事務局≫
〒903-0213 沖縄県西原町字千原1番地 琉球大学法文学部考古学研究室
TEL/FAX 098-875-8276(後藤) E-mail : gotom@ll.u-ryukyu.ac.jp

10月定例研究会(案内)沖縄の大陸系「磨製石斧」について

沖縄考古学会10月定例研究会案内
  2016年10月21日(金) 19:00~20:30
   於:県立埋蔵文化財センター研修室

発表タイトル:
  沖縄の大陸系「磨製石斧」について
発表者:下條 信行(愛媛大学名誉教授)
縄文晩期後半、韓半島南部より水稲栽培が伝わるが、その技術的基盤の一つとして、抉入石斧―扁平片刃石斧―鑿形石斧の片刃の加工石斧や石庖丁・石鎌の収穫具も伝来する。これらを大陸系磨製石器と言うが、在来の伐採石斧と組成して農耕発展に寄与し、やがて各地に拡散すると、上記組成からの脱落や変容が生じるが、それでも水稲栽培は可能で、石器組成も再び元に戻っても行く。沖縄にも大陸系の鑿形石斧や柱状片刃石斧が出土している。これらを農耕がらみで評価しようとするなら、①組成論として位置付けられるか、②他の石斧の型式発展の度合いの評価が肝となる。

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第7回 沖縄考古学会・鹿児島県考古学会合同学会の開催について

第7回沖縄考古学会・鹿児島県考古学会合同学会を下記のとおり開催いたします。
 つきましては,万障お繰り合わせの上,是非ご参加くださいますようお願いいたします。

主催等 鹿児島県考古学会,沖縄考古学会主催
日 時 平成28年11月26日(土) 13:20~ 研究発表・情報交換会
11月27日(日) 10:00~15:00 研究発表会・見学会
場 所 鹿児島県立埋蔵文化財センター
〒899-4318 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号 TEL0995-48-5811
テーマ 南西諸島の縄文後晩期の南北交流(発表要旨集1000円程度)

日 程
1日目 基調講演・研究発表
12:30~13:00 受付
13:00~13:20 開催行事
【基調講演】
13:20~14:20 堂込秀人((公財)鹿児島県埋蔵文化財調査センター)
                         「南西諸島の縄文後晩期の南北交流」
14:20~14:40 休憩
【研究発表】
14:40~15:10 新里亮人(伊仙町教育委員会)「貝塚時代前4期奄美諸島の土器様相」
 15:10~15:40 亀島慎吾(沖縄県立埋蔵文化財センター)「貝塚時代前4期沖縄諸島の土器様相」
15:40~16:10 山野ケン陽次郎(熊本大学埋蔵文化財調査センター)
「琉球列島における縄文時代後晩期の貝製品と製作技術」
16:10~16:40 横尾昌樹(うるま市教育委員会) 「琉球列島の土器貝殻施文の研究」
 16:40~16:45 諸連絡
18:30~ 情報交換会(霧島市国分)

2日目 研究発表・事例報告・資料見学
9:30~ 9:55 受付
9:55~10:00 諸連絡
【研究発表】
10:00~10:30 真邉彩((公財)鹿児島県埋蔵文化財調査センター),小畑弘己(熊本大学),新里亮人,鼎丈太郎(瀬戸内町教育委員会),面将道(屋久島町教育委員会)
「南西諸島の縄文時代後晩期資料の圧痕調査成果」
10:30~11:00 上田圭一,松元美由紀(パリノ・サーヴェイ株式会社)
「琉球列島における遺物痕跡調査について」
11:00~11:20 休憩
【事例報告】
11:20~11:40 岩元さつき (喜界町教育委員会)
「喜界島の発掘調査近況-主に縄文時代遺跡について-」
11:40~12:00 大城正泉(沖縄国際大学地域文化研究科) 「カヤウチバンタ遺跡発掘調査概要」
12:00~12:10 閉会行事
12:10~13:30 昼食
【資料見学】
13:30~15:00 河口コレクション等資料見学

沖縄考古学会 会員の皆さまへ
 *第7回 沖縄考古学会・鹿児島県考古学会合同学会について参加希望される方は、下記の件について、沖縄考古学会事務局に9月末までにご連絡いただきますようお願いします。皆様、是非、参加していただきますようお願いします。

 (1)情報交換会について
 情報交換会の会費は4,000円(学生3,000円)の予定です。
 (2)弁当について
  2日目の27日(日)の昼食に弁当を注文される方はご連絡ください。
 (3)バスのご案内
 研究会当日,バス運行の予定です。【26日(土)午前:鹿児島空港→国分市内→国分駅→鹿児島県立埋蔵文化財センター,夕刻:鹿児島県立埋蔵文化財センター→国分駅,27日(日)朝:国分駅→国分市内→鹿児島県立埋蔵文化財センター,午後:鹿児島県立埋蔵文化財センター→国分駅→鹿児島空港】 定員がありますが,利用を希望される方は事務局までご連絡ください。
 
*参加される方は下記の内容を9月末までにメールかFAXでお知らせください。
沖縄考古学会事務局 〒903-0213 沖縄県西原町字千原1番地 琉球大学法文学部考古学研究室
                電話098-895-8276(FAX兼用) 
                メール:gotom(アットマーク)ll.u-ryukyu.ac.jp※アットマークは@

沖縄考古学会9月定例会のお知らせ

平成28年9月の定例研究会を下記の内容で行います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2016(平成28)年9月16日(金)午後7:00~

場所:沖縄県立埋蔵文化財センター研修室

演題:「安和与那川原遺跡調査概要報告」

発表者: 寄合 龍己 氏(大宜味村教育委員会)

     真栄田 義人 氏(名護市教育委員会)

参加費:資料代として100円

沖縄県立埋蔵文化財センター発行報告書・展示図録を公開追加

全国遺跡報告総覧にて昨年から公開を開始した、沖縄県立埋蔵文化財センターが発行した発掘調査報告書と企画展図録ですが、このたび公開資料が追加されました。手軽に閲覧できる上、遺構や遺物名などからキーワード検索できる便利な機能もありますので、ぜひご利用ください。

 

沖縄県立埋蔵文化財センター発行 発掘調査報告書・企画展示図録一覧 → コチラ(リンク先:全国遺跡報告総覧内)

沖縄考古学会8月定例会のお知らせ

平成28年度8月の定例研究会を下記の内容で行います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2016(平成28)年8月19日(金)午後7:00~

場所:沖縄県立埋蔵文化財センター研修室

演題:「琉球史から見た喜界島出土金工品の評価」

発表者: 久保 智康 (元京都国立博物館工芸室長)

参加費:資料代として100円

企画展「発掘調査速報展2016」開催

沖縄県立埋蔵文化財センターで、昨年度実施の発掘調査成果を公開する企画展「発掘調査速報展2016」を本日より開催しています。

最近話題になった白保竿根田原洞穴遺跡や昨年新聞でも取り上げられた中城御殿跡の出土資料をはじめ、渡嘉敷島阿波連浦貝塚西普天間住宅地区の出土資料が展示されています。また昨年度に保存処理のされた首里城淑順門西地区首里城西のアザナ出土の金属製品も合わせて展示しています。

 

さらに、この企画展に関連して、文化講座も開催します。日程は下記のとおりです。ぜひあわせてご参加ください。

日   時  平成28年8月6日(土) 13:30~16:00

場   所  沖縄県立埋蔵文化財センター研修室

募集方法  申込不要。先着140名

参  加  費  無料

 

沖縄県立埋蔵文化財センター企画展HP → コチラ

沖縄考古学会7月定例会のお知らせ

平成28年度7月の定例研究会を下記の内容で行います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2016(平成28)年7月15日(金)午後7:00~

場所:沖縄県立埋蔵文化財センター研修室

演題:「14~17世紀の中国陶磁に見るイスラーム工芸の影響」

発表者: 張 栄蓉(北京大学大学院)

参加費:資料代として100円

沖縄考古学会6月定例会のお知らせ

平成27年度6月の定例研究会を下記の内容で行います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

日時:2016(平成28)年6月22日(水)午後7:00~

場所:沖縄県立埋蔵文化財センター研修室

演題:「フィリピン考古の旅」

発表者:仲座久宜・大堀皓平・亀島慎吾(沖縄県立埋蔵文化財センター)

参加費:資料代として100円