沖縄考古学会公式ホームページ

沖縄考古学会の公式ホームページです。沖縄で考古学研究を行う団体です。

TEL.(098)895-8276・8270
沖縄県 西原町 字千原1番地
琉球大学法文学部考古学研究室

ニュース

沖縄国際大学南島文化研究所主催 第203回シマ研究会の案内

平日ですが、以下のイベントについてご案内いたします。

 

テーマ:教えることは学ぶこと -現場から沖縄戦を考える

日 時:2018年1月29日(月) 午後4時20分~5時50分
場 所:沖縄国際大学13号館4階403教室
講 師:吉浜 忍(南島文化研究所所員/沖縄国際大学総合文化学部教授)
コメンテーター:藤波 潔(南島文化研究所所員/沖縄国際大学総合文化学部准教授)
(申し込み不要・入場無料)
【発表概要】
高校・大学教員として46年間(うち4年間は史料編集室に出向)教育現場に勤務した。私の教育・
研究の原点は最初に赴任した久米島高校にあった。生徒たちに向き合うことで地域に根ざした教育
や現場主義の大切さを学んだ。また久米島高校以後の現場で平和教育を実践する中から沖縄戦継
承の視点という問題意識が生まれ、地域の戦争で教えることの重要性を学んだ。こうした学びが地域
史(県・市町村史)や沖縄県立埋蔵文化財センターと関わることで沖縄戦や戦跡の調査研究につなが
ることになった。研究会では、この46年間の取り組みやその中で生まれた問題意識、研究テーマを具
体的に語る。

【まだまだ募集中です!】南島考古37号原稿を募集しています!

『南島考古』第37号(平成306月頃発刊予定)の投稿原稿を 募集します。
現在、エントリーがとても少ない状況です。
定期発刊のため、
会員諸氏には、奮って投稿をお願いします。
論文、遺跡や遺物の報告、研究ノート、書評などなんでも結構ですので、
南島考古編集部会(下記)にお気軽にご連絡ください。

投稿の申し込み(エントリー)は12月末の締め切りです!!

 

【投稿要領】

1.投稿資格本学会員であることを前提とします。
2.投稿内容は、南島考古に関する論文、報告、研究ノート、資料 紹介、書評など。
3.原稿用紙(400字)25頁以内。
4.写真、図、表は2頁以内(1頁1,480字)。
5.その他、装幀等については本機関誌に準ずる。
6.投稿の申し込み 201712月末まで
7.原稿の締切 20183月末日(原稿類は原則として返却しません)
レイアウト等仕様及び投稿方法などについては、申し込み時に相 談

【申し込み、原稿送付先】 

〒9012203 沖縄県宜野湾市野嵩1

宜野湾市教育委員会 文化課 (長濱 健起:ながはま たつき)
TEL:098893-4430

E-mail :nantokoko.hensyu@gmail.com

旧県博中城御殿跡・首里当蔵旧水路 発掘調査現地説明会

以下の通り旧県博中城御殿跡・首里当蔵旧水路発掘現地説明会が開催されます。
詳細は県立埋蔵文化財センターHPをご覧ください。

***
旧県博中城御殿跡・首里当蔵旧水路 発掘調査現地説明会

今回の発掘調査の成果として、琉球王国の世子が(せいし)日常生活を送っていた中城御殿(なかぐすくうどぅん)跡からは、上之御殿(いいぬうどぅん)西端の石積みや石敷き遺構が確認されました。また、中城御殿跡と龍潭(りゅうたん)に面する県道29号線沿道からは、琉球石灰岩を用いて構築された首里当蔵旧水路が確認されました。現地説明会では、この2カ所の発掘調査の成果をいちはやく公開します。                    

開 催 日:2017年12月23日(土)
時  間:①10:30~11:30(受付10:00~)、②14:00~15:00(受付13:30~)
会  場:旧県立博物館跡地(首里大中町)
参加方法:申込不要、先着各100名
参 加 費:無料
連 絡 先:県立埋蔵文化財センター調査班
電  話:098-835-8752、080-6490-2792(現説当日)
備  考:少雨決行、悪天候の場合は中止
※お越しの際は、公共交通機関をご利用ください。

シンポジウム「宮古島の人類史を探る!」【12月16日(土)開催】

下記のとおりシンポジウム「宮古島の人類史を探る!」を開催いたしますので、ふるってご参加ください。

          記

名 称:博物館文化講座 シンポジウム「宮古島の人類史を探る!」
日 時:12月16日(土)13:00~17:00(開場12:30)
講 師:久貝弥嗣 氏(宮古島市教育委員会)
     宮城弘樹 氏(沖縄国際大学)
     安斎英介 氏(浦添市教育委員会)
     山崎真治 氏(沖縄県立博物館・美術館)
場 所:沖縄県立博物館・美術館3F 講堂
定 員:200人(当日先着順、予約不要)
※入場無料

【内 容】
 沖縄本島の南西約300kmの海上に浮かぶ宮古島。この島における人類の足跡は旧石器時代(約3万年前)にさかのぼる。一方、長い空白期を経てその後に登場する無土器文化(約2千5百年前~1千年前)は、宮古・八重山諸島一円に分布を広げることが知られているが、その起源やその後のグスク土器文化との関連性については明らかでない。
本シンポジウムでは、近年の発掘調査や既存資料の見直しを通して明らかになった、新たな事実について報告するとともに、宮古島の人類史研究の現状と課題について議論する。

主催:沖縄県立博物館・美術館

宮古島の人類史を探る

【急募!!】南島考古37号の原稿を募集しています。

『南島考古』第37号(平成306月頃発刊予定)の投稿原稿を 募集します。
現在、エントリーがとても少ない状況です。
定期発刊のため、
会員諸氏には、奮って投稿をお願いします。
論文、遺跡や遺物の報告、研究ノート、書評などなんでも結構ですので、
南島考古編集部会(下記)にお気軽にご連絡ください。

投稿の申し込み(エントリー)は12月末の締め切りです!!

 

【投稿要領】

1.投稿資格本学会員であることを前提とします。
2.投稿内容は、南島考古に関する論文、報告、研究ノート、資料 紹介、書評など。
3.原稿用紙(400字)25頁以内。
4.写真、図、表は2頁以内(1頁1,480字)。
5.その他、装幀等については本機関誌に準ずる。
6.投稿の申し込み 201712月末まで
7.原稿の締切 20183月末日(原稿類は原則として返却しません)
レイアウト等仕様及び投稿方法などについては、申し込み時に相 談

【申し込み、原稿送付先】 

〒9012203 沖縄県宜野湾市野嵩1

宜野湾市教育委員会 文化課 (長濱 健起:ながはま たつき)
TEL:098893-4430

E-mail :nantokoko.hensyu@gmail.com

サキタリ洞遺跡の発掘調査

このたび沖縄県立博物館・美術館では、港川人をはじめとする旧石器時代の人類化石が多く発見されている沖縄県の地理的特性をふまえ、さらなる発見をめざして下記のとおり南城市サキタリ洞遺跡の発掘調査を実施しますので、お知らせいたします。

                記

1.場所 「ガンガラーの谷」内 サキタリ洞遺跡(おきなわワールド隣接)
2.調査期間 平成29年11月7日(火)~11月30日(木)
※土・日・月および23日(木)は現場休止。天候等により休止の場合もありますので、ご来跡の場合は、事前に担当までご連絡ください。
3.調査主体 沖縄県立博物館・美術館
4.調査協力 南城市教育委員会、株式会社南都(おきなわワールド、ガンガラーの谷)
5.連絡先
沖縄県立博物館・美術館 博物館班 山崎真治
〒900-0006 那覇市おもろまち3丁目1番1号 Tel. 098-851-5401

沖縄考古学会11月定例会のお知らせ

日時:2017(平成29)年11月17日(金)午後7:00~

場所:沖縄県立埋蔵文化財センター 研修室

演題:「那覇市内遺跡の発掘調査概報」

発表者:吉田 健太 氏(那覇市市民文化部文化財課)

参加費:無料

定例研究会後に役員会を開催する予定です。役員の皆様はご参加のほどよろしくお願い致します。

おきなわ むかしむかし

縄文時代のウチナーンチュはいったいどんな暮らしをしていたのですしょうか?これまでの発掘調査から分かった縄文時代の暮らしについて、縄文時代後・晩期を中心に出土遺物や写真を用いて紹介します。また、会期中の11月5日(日)と11月25日(土)には、専門員によるギャラリートークを開催します。詳しくは文化講座の一覧のページをご覧ください。

詳しくは当センターホームページをご覧ください → コチラ

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沖縄県立博物館・美術館開館10周年記念特別展「海の沖縄」

生命の源となったと言われている海は地球上における面積の70.8%を占めている。海は時に大いなる幸をもたらし、時に人々の交流を促すきっかけとなり、時に海から癒しを与えられることがある一方で、海は津波や高潮、塩害などの災いを招くことも時にあります。

その海上に浮かぶ約60の小さな島々から成る琉球列島は太古より海と深い関わりを有していました。亜熱帯気候の中で育まれた特徴的な海棲生物や、それらを利用した道具類、そして海の様子をモチーフにした焼物の文様や着物の図柄、海を信仰する独特の風習、黒潮や海風を巧みに操った航海技術や、それによってもたらされた文化や文物など、琉球列島と海との関わりを多く上げることができます。

今回の特別展「海の沖縄」では「沖縄」と「海」を6つのテーマに分けて、自然史、人類、民俗、考古、歴史、美術工芸の各視点から両者の深いかかわりについて再度、読み解いてくことの試みを行っています。更に将来において「沖縄」と「海」がどのような関係を構築することができるのかを、様々な視点から触れていきます。

その中でも考古資料では浦底遺跡のシャコガイ製貝斧、ナガラ原第三貝塚の貝輪、タケノコガイ製品、清水貝塚の貝匙などの貝製品や浦添貝塚の市来式土器、城嶽貝塚の明刀銭など先史時代における交流を示す遺物、グスク時代における那覇湊の一端が垣間見られる渡地村跡から出土した陶磁器や銭貨や御物グスクの中国産陶磁器など、海由来の素材から見える姿や海を介して見えてくる交流、交易の姿を写し出していく予定です。また、かつて浮島であった16世紀中頃の那覇周辺1/2000模型や触れられる貝匙レプリカや100文銭の銭差を完全再現するなどを多彩な展示を行います。

これらの展示から、海と沖縄との関係は切っても切れないものであったことを知ると同時に、海と深く関わりを持ちながらこれからも歩んでいく沖縄の姿を感じ取っていただければと思います。

 

開催場所:沖縄県立博物館・美術館特別展自室

開催期間:平成29年11月1日(水)~平成30年1月14日(日)

休館日:毎週月曜日、但し1月8日(月)は開館

開館時間:9:00~18:00(金・土は20:00まで)

 

チラシ表面

チラシ裏面

 

 

 

 

 

 

 

(チラシ)

 

貝匙復元資料(個人蔵)

 

 

 

 

 

(貝匙復元資料(個人蔵))

 

 

名蔵シタダル中国産陶磁器

 

 

 

 

 

(名蔵シタダル中国産陶磁器)

沖縄考古学会10月定例会のお知らせ

日時:2017(平成29)年10月20日(金)午後7:00~

場所:沖縄県立埋蔵文化財センター 研修室

演題:「首里城出土金属生産関連遺物から分かること」

発表者:沓名 拝 氏(国立科学博物館)

参加費:無料

定例研究会後に役員会を開催する予定です。役員の皆様はご参加のほどよろしくお願い致します。

また、発表者の沓名氏を囲んでの懇親会を開催します。皆様のご参加お待ちしております。

時間 20:30~

場所 てん一 西原店 西原町上原1-22-1(センター周辺です。)

予約名 亀島