日本動物考古学会主催オンライン講演会
「洞窟遺跡に残された動物骨とヒトの暮らし-沖縄における動物考古学研究の最前線」
趣旨 近年、琉球・奄美列島を中心とする南西諸島では多くの石灰岩洞窟で発掘が行われつつあり、様々な発見が相次いでいます。洞窟土壌は考古・人類遺物の保存状態が概して良好なことが多く、一般的な開地遺跡では残り難い人骨や動物骨が出土する事例も多いです。今回、講演者の皆さんに紹介して頂く洞窟遺跡群からも多数の様々な動物骨や貝類が出土しており、更新世までさかのぼるヒトの活動痕跡や古環境の様子が判りつつあります。本講演会ではそうした洞窟遺跡を対象とした動物考古学研究の最前線を、第一線でご活躍されている3名の講演者にご紹介して頂きます。
開催日時・方法
・2022年2日5日(土)14:00-17:00
・Zoom(Web会議)によるオンライン開催(参加費無料)
参加申込
参加するためには事前登録が必要です。希望される方は、標題を「沖縄オンライン講演会」として、①氏名と②メールアドレスを下記まで送信して下さい。後日、ご連絡いただいたアドレスへZoomの招待メールをお送りいたします。
・申込期限:2022年1月28日(土)
・申込アドレス:yamazaki-t67(あっとまーく)nich.go.jp(事業幹事・山崎様宛)
※(あっとまーく)は@に変換
プログラム
・14:00-14:15
趣旨説明・講演者紹介 コーディネーター 小野林太郎
・14:15-15:00
講演1「先史時代琉球列島におけるイノシシ利用-白保竿根田原洞穴遺跡出土のイノシシ資料を中心に-」(総合研究大学院大学 青野圭)
・15:00-15:45
講演2「洞窟出土の動物遺骸から見えた旧石器時代の環境とヒトの暮らし」(国立科学博物館 藤田祐樹)
・15:45-16:30
講演3「旧石器時代の動物利用の北と南」(沖縄県立博物館・美術館 澤浦亮平)
・16:30-17:00
総合討論
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